[iOS] User-Definedを利用しDebugとReleaseで定義を分ける
はじめに
DebugとReleaseで呼び出すAPIを切り替えたいと思った事ありませんか?
私はあります!(直近の案件で)
本記事では User-Defined を利用し、
DebugとReleaseで定義を分ける方法をまとめます。
User-Definedの設定
1.User-Definedを追加する
PROJECT か TARGET を選択し、
メニューからEditor > Add Build Setting > Add User-Defined Setting を押下。
2.DebugとReleasを定義
PROJECT か TARGET を選択し、Build Setting > User-Defined を表示。
DebugとReleasをそれぞれ定義する。
User-Definedを呼び出す
事前準備
Info.plist に下記内容を追加し、定義の取得を簡単に行えるようにします。
下記コードで Info.plist から定義を取得。
Objective-C
[[[NSBundle mainBundle] infoDictionary] objectForKey:@"BaseAPI"];
Swift
NSBundle.mainBundle().objectForInfoDictionaryKey("BaseAPI")
Releaseスキームを追加する
Releaseスキームを追加し、定義の切り替えを簡単に行えるようにします。
1.左上のスキームを選択し、「New Scheme」を押下する
2.Nameを編集する
3.「Edit Scheme」を選択し、Build Configurationを変更する
DebugからReleaseに変更。
まとめ
以上の手順で、DebugとReleaseで定義を分ける事ができました!